2014年6月28日土曜日

LabTool動作確認


<概要>

LabToolは、LPC-Link2(ARM用のデバッガ)のアドオンボードで、簡易的なロジックアナライザやデジタル・アナログジェネレータになるものです。
このボード単体でデモ動作ができます。この動作確認の方法を解説します。


NXPWebから、LabTool関係の概要説明があります。


このページから、LabToolのマニュアル、インストーラファイルのダウンロードWebに移動できます。

LabToolの扱い方は、マニュアルに説明があります。詳細はマニュアルを読んでもらうとして、以下ではあらかじめ知っておいたほうがよいこと、はまりそうなことをまとめます。
ホストパソコンはWindows7です。

LabToolアプリのインストール>





このページの”Installer”の項のFor Windows にあるファイルをダウンロードして、インストールを開始します。

インストールが完了するまではLabTool上のLPC-Link2USB接続してはいけません。
またインストールが完了した後、アプリを起動させる前に、LPC-Link2USB接続してドライバのインストールをします。この後でアプリを起動するようにしてください。

 デモ測定>

LabToolには、デモ用の各種出力端子があります。これを測定端子につなげてデモ測定します。

写真のように配線します。




LabToolアプリの起動と設定>

配線ができたら、LabTool上のLPC-Link2USB接続してアプリを起動します。
起動後に、デモ測定用の設定ファイル”demo.prj”を開きます。





実機で動作させるために「Devices」から”LabTool Device”を選択します。
また、デモのUART信号全体を取り込むために、「Sample Ratte」を”2MHz”に設定します。

<測定>


測定を開始すると波形が現れます。波形が出てこない場合は、トリガ点が画面範囲外にあるので、虫メガネに×のアイコンを押すと、画面中心にトリガ点を移動させた波形が表示されます。



トリガ信号の設定方法や、波形の測定、通信データの解析についてはマニュアルを参照してください。

以上