<概要>
PSoC
CY8C4245AIのスタータキット(CY8CKIT-049-42xx)の動作確認をしました。
今回は、開発環境(PSoC Creator3.0)のインストールからサンプルプログラムの動作確認まで行います。
<関係資料のダウンロード>
CYPRESSのWEBからダウンロード
開発環境のPSoC Creatorは別画面に移動し、そこからダウンロードされます。ダウンロードにはユーザー登録が必要です。ダウンロードする前に”Akamai”というダウンロードツールのインストールを指示されるので、指示に従いインストールすると、PSoC Creatorのダウンロードが始まる。ダウンロードサイズが600Mbyte以上と大きいのでダウンロードに時間がかかる。
PSoC Creatorのダウンロード
<インストール>
CY8CKIT-049-4xxxPSoC4Prototyping Kit
Guide.pdf がスタータキットの取説になります。
取説の“2. Software Installation”に従い、PSoC Creatorと、USB-Serial SDKのインストールを行います。
<サンプルプログラムの動作確認>
ダウンロードした “CY8KIT-049-42xx Example
Projects.zip”
を解凍して、適当なフォルダに入れておきます。(海外のメーカのツールなので、フォルダ名には日本語は使わないほうがよいでしょう。日本語を使うと正常な動作をしなくなる可能性があります)
取説の”3.3.2 Programming a CY8CKIT-049-4xxx
Project Using the Bootloader”に従って、サンプルプログラムのプロジェクトの登録、コンパイル、スタータキットへのダウンロードを行います。
取説ではわかりにくいところを書き出しておきます。
1.サンプルプログラムのWorkspaceファイルについて
サンプルプログラムのWorkspaceファイルは,”SCB_Bootloader.cywk”(拡張子がsywk)になります。
2.3.3.2 の6の作業
TopDesign.sysch をクリックして出る画面(回路図)のBootloadable を右クリックしてメニューからConfigureを選択、あるいは図をダブルクリックするとConfigure窓が開きます。
Bootloadable 図
Configure 窓
\CY8CKIT-049-42xxExampleProjects\SCB_Bootloader_42xx\UART_Bootloader.cydsn\CortexM0\ARM_GCC_473\Debug
の中にあります。
3. 3.3.2の9の作業について
スタータキットにプログラムを書き込みするためには、ボード上のSWを押したままUSBに差し込みます。この時、LEDの点滅が早くなります。(SWを押さないと通常の動作モードで動き書き込みできません)
4.プログラムの改造について
サンプルプログラムは1秒周期でLEDを点滅させるものです。LEDON時間を変えてみます。
TopDesign.cysch でPWMの図をダブルクリックします。
PWMの図をダブルクリック
出てきた設定窓のPWMタブにある、Compareの数値を変えるとON時間が変わります。
数値を変えたら、コンパイルをして、マイコンにダウンロードします。
Compareの数値を変えるとLEDのOn時間が変わる
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