2014年10月6日月曜日

PSoC CY8CKIT-049-42xx スタータキットの動作確認

<概要>

PSoC  CY8C4245AIのスタータキット(CY8CKIT-049-42xx)の動作確認をしました。




今回は、開発環境(PSoC Creator3.0)のインストールからサンプルプログラムの動作確認まで行います。

<関係資料のダウンロード>

CYPRESSWEBhttp://www.cypress.com/?rID=92146)から、スタータキットの取説、サンプルプログラム、開発環境をダウンロードします。


CYPRESSWEBからダウンロード


開発環境のPSoC Creatorは別画面に移動し、そこからダウンロードされます。ダウンロードにはユーザー登録が必要です。ダウンロードする前に”Akamai”というダウンロードツールのインストールを指示されるので、指示に従いインストールすると、PSoC Creatorのダウンロードが始まる。ダウンロードサイズが600Mbyte以上と大きいのでダウンロードに時間がかかる。



PSoC Creatorのダウンロード



<インストール>

CY8CKIT-049-4xxxPSoC4Prototyping Kit Guide.pdf がスタータキットの取説になります。
取説の“2. Software Installation”に従い、PSoC Creatorと、USB-Serial SDKのインストールを行います。

<サンプルプログラムの動作確認>

ダウンロードした “CY8KIT-049-42xx Example Projects.zip”
を解凍して、適当なフォルダに入れておきます。(海外のメーカのツールなので、フォルダ名には日本語は使わないほうがよいでしょう。日本語を使うと正常な動作をしなくなる可能性があります)

取説の”3.3.2 Programming a CY8CKIT-049-4xxx Project Using the Bootloader”に従って、サンプルプログラムのプロジェクトの登録、コンパイル、スタータキットへのダウンロードを行います。
取説ではわかりにくいところを書き出しておきます。

1.サンプルプログラムのWorkspaceファイルについて

サンプルプログラムのWorkspaceファイルは,”SCB_Bootloader.cywk”(拡張子がsywk)になります。

2.3.3.2 6の作業

TopDesign.sysch をクリックして出る画面(回路図)Bootloadable を右クリックしてメニューからConfigureを選択、あるいは図をダブルクリックするとConfigure窓が開きます。


Bootloadable


Configure 窓


 Configureに設定する、hex,elfファイルは、
\CY8CKIT-049-42xxExampleProjects\SCB_Bootloader_42xx\UART_Bootloader.cydsn\CortexM0\ARM_GCC_473\Debug

の中にあります。

.  3.3.29の作業について

スタータキットにプログラムを書き込みするためには、ボード上のSWを押したままUSBに差し込みます。この時、LEDの点滅が早くなります。(SWを押さないと通常の動作モードで動き書き込みできません)

.プログラムの改造について

サンプルプログラムは1秒周期でLEDを点滅させるものです。LEDON時間を変えてみます。
TopDesign.cysch PWMの図をダブルクリックします。

PWMの図をダブルクリック




 出てきた設定窓のPWMタブにある、Compareの数値を変えるとON時間が変わります。
数値を変えたら、コンパイルをして、マイコンにダウンロードします。

Compareの数値を変えるとLEDOn時間が変わる



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